2024.02.13
本研究室メンバーが本学の博士論文発表会で研究成果を報告いたしました。
松坂大毅
「理学療法士の観察による歩行分析技術に関する研究」
理学療法士の評価手技の一つである観察による歩行分析について,PTを対象にその精度を検証した内容を報告しました。
2024.02.05
本研究室メンバーの3名が本学の修士論文発表会で2年間の研究成果を報告いたしました。
佐藤大生
「四つ這い位における上下肢対側挙上位の姿勢制御戦略に関する研究-cop位置メカニズムと荷重量メカニズムの観点から」
臨床でバランス課題として用いられる「四つ這い位における上下肢対側挙上位」の姿勢制御戦略に関する報告をしました。
秋田遥駿
「中学生における膝前部痛の発生要因に関する研究」
昨今、子どもの運動過多と不足といった運動習慣の二極化とこれらを起因としたスポーツ障害や運動器機能不全の発生が問題となっています。スポーツ障害の中でも膝前面部に痛みを有する子どもが多い現状にあります。そこで今回は膝前面部に痛みを有する生徒の特徴と発生要因について縦断的に調査した内容を発表しました。
幾島健太
「足底外側荷重での片脚立位保持課題における視覚的フィードバックの運動学習効果に関する研究」
理学療法士が治療場面で用いる「フィードバック」の運動学習効果を明らかにするために、日常生活動作に着目して研究したものを報告しました。
2024.02.04
第27回宮城県理学療法学術大会にて、第26回大会の表彰式が行われました。当研究室メンバーの幾島健太(M2)が大会新人賞を受賞しました。
幾島健太
下肢荷重制限下における動作学習の指導方法に関する研究:pilot study ―内在的フィードバックの利用に着目して―
2024.02.04
第27回宮城県理学療法学術大会にて、本研究室の我妻昂樹 助手、五十嵐直樹、嶋田剛義が大会運営に貢献しました。さらに、当研究室の村上賢一 准教授が教育講演の司会を鈴木誠 教授が症例検討会の座長を務めました。また、研究室メンバーが計3演題の発表を行いました。
<活動報告>
鈴⽊ 誠
⼦どもに対する運動器障害予防の取り組み-「講座:⾜育(⾜の健康)~⼦どもの⾜と靴選びについて~」の活動報告
<症例報告>
嶋⽥ 剛義
左⼤腿転⼦部⾻折術後患者に対する⾏為を射程に⼊れた介⼊-外来理学療法における受傷後 3 ヶ⽉からの経過
猪⾕ 俊輝
⼊院でのリハビリテーションにより Canadian Occupational Performance Measure(COPM)が改善した脳性⿇痺の 1例
2024.1.20
当研究室の我妻昴樹 助手が宮城県理学療法士協会が主催する脳卒中認定理学療法士の臨床認定カリキュラムで講師を担当しました。今回は「歩行再建の実際」、「装具療法の実際」というテーマを担当しました。
歩行に関する運動学・運動力学的な基礎知識の整理から、各種ガイドラインで推奨されている評価・治療介入について紹介し、さらに今後構築していくべきエビデンスの展望について共有させていただきました。
2024.01.19
当研究室の松坂大毅が一般社団法人 日本理学療法連合の研究助成制度に採択されました。
研究テーマ:「観察による歩行分析における新たなトレーニング方法の開発に向けた基礎的研究」
研究代表者:松坂大毅
研究協力者:我妻 昂樹、嶋田 剛義、幾島 健太、藤澤 宏幸
2023.12.9-10
当研究室メンバー松坂大毅が第12回日本理学療法教育学会学術大会にて口述発表しました。今回の演題タイトルにもある歩行分析は、これまで研究成果の蓄積や関心の高さから機器開発が進められております。しかしながら、実際の臨床場面は「観察による歩行分析(OGA)」を実施しているPTが多い状況です。今回は、PTにおけるOGAの精度がどの程度なのかを検証した内容でした。測定された精度からOGAの限界ならびに今後の発展などを発表させていただきました。本研究テーマは、昨年に続き優秀演題セッションに選考いただきました。発表を通していただいたご意見を踏まえて、さらに研究を進めていけたらと考えています。
<一般演題(優秀演題セッション)>
演題名:「理学療法士の観察による歩行分析技術の信頼性と妥当性について(第1報)」
筆頭演者:松坂大毅
共同演者:鈴木博人,我妻 昂樹,嶋田 剛義,幾島 健太,藤澤 宏幸
2023.12.03
当研究室メンバー松坂大毅の論文が理学療法教育に受理されました。
松坂 大毅, 鈴木 博人, 我妻 昂樹, 村上 賢一, 鈴木 誠, 藤澤 宏幸
理学療法におけるストレッチング技術の効果的な教授方法の検討
─ 心理学における運動学習理論を応用して ─
理学療法教育 3巻1号, 2023
松坂 大毅, 鈴木 博人, 我妻 昂樹, 嶋田 剛義, 藤澤 宏幸
理学療法士が観察による歩行分析に抱く困難感に関する調査
理学療法教育 3巻2号, 2023
2023.12.02-03
第28回日本基礎理学療法学会学術大会が広島県広島市(広島国際会議場)にて開催されました。当研究室の藤澤宏幸 教授が特別講演の司会を担当しました。また、口述発表にて吉田高幸(客員研究員)が、ポスター発表にて我妻昂樹(助手)、千田悠人(D1)、佐藤大生(M2)の3名が発表しました。
<口述発表>
吉田高幸
片足立位の探索的COP変動に関する研究
<ポスター発表>
我妻昂樹
立ち上がり動作の指導における言語強化のタイミングが運動に与える影響
千田悠人
位置速度曲線による肩甲帯動的運動機能評価の定量的判別基準に関する検討
佐藤大生
四つ這い位での上肢対側挙上位における姿勢制御ーCOPメカニズムと荷重量の観点からー
2023.11.16
宮城県仙台市にて、当研究室メンバーの松坂大毅が市民公開講座として「健康な生活を手に入れるための鍵」についての講演を行いました。内容としては、科学的根拠に基づいたトレーニング効果、栄養と運動の重要性についてお話させていただきました。
2023.11.05
宮城県理学療法士会が主催する「身体運動学から捉えるバランス制御と理学療法アプローチ」の研修会が本学にて実施されました。
当研究室の藤澤宏幸教授、鈴木誠教授が講師を担当し、支援スタッフとして我妻昂樹助手と幾島健太(M2)が参加しました。今回はバランスの力学的基礎やバランス制御における身体運動学研究の結果、さらには臨床におけるバランス能力の評価や運動療法の講義内容となりました。Web参加者が多いながらもたくさんの質問をいただき、好評に終わりました。
2023.10.28.29
第10回日本予防理学療法学会学術大会が北海道函館市(函館市民会館・函館アリーナ)にて開催され、本学術大会の一般演題における口述発表にて、当研究室から秋田遥駿(M2)が発表をさせて頂きました発表内容としては、「中学生の運動障害の調査」の報告でした。学校保健領域の研究としては報告数が少ないのが現状にありますので、今後も子どもの健康増進のために研究活動を継続していきます。
また、来年度は宮城県で開催されるようですので、参加・報告できればと思います。
2023.10.13-15
第11回日本運動器理学療法学会学術大会が福岡国際会議場で開催されました。本学術大会にて当研究室の吉田高幸(客員研究員)がポスター発表いたしました。
<ポスター発表>
吉田高幸
当院における腰部脊椎疾患患者に対する脊椎内視鏡術の入院日数に関する報告
2023.9.9-10
第41回東北理学療法学術大会が盛岡で開催されました。当研究室の藤澤宏幸教授が特別講演で講師を、鈴木誠教授がシンポジウムの座長を担当しました。また、川上真吾(客員研究員)は口述発表の座長を担当し、吉田高幸(客員研究員)は東北理学療法学35号にて優秀賞を受賞し、表彰を受けました。口述発表では当研究室から秋田遥駿(M2)が発表させていただきました。
〈特別講演〉
藤澤宏幸教授 「理学療法士の矜持としての身体運動学」
〈座長〉
鈴木誠 教授 「アスリートの人生に寄り添う理学療法」
川上真吾(客員研究員) 「口述発表②」
〈表彰〉
「膝立ち位及び立位における連続的な左右重心移動動作の運動学的・運動力学特性」
〈口述発表〉
秋田遥駿 「中学生における運動器障害の調査-膝前部痛群の5ヶ月後の変化に着目して-」
2023.8.26-27
「第7回 基礎理学療法学 若手研究者ネットワーク シンポジウム」が対面とWebのハイブリッド形式で本学にて開催されました。大会長は本学の鈴木博人 講師、大会準備委員長を本研究室の我妻昴樹 助手が務めました。また、大会の運営スタッフとしては多くの大学院生が参加しました。
若手研究者講演の座長は、吉田高幸(客員研究員)と我妻昂樹 助手が務めました。
さらに、ポスター発表では、本研究室から計 5演題の発表がありました。
<ポスター発表>
立ち上がり動作の指導における言語強化のタイミングが運動に与える影響
模擬大腿義足歩行に対する全体法と部分法の運動学習効果に関する研究の計画
2023.08.19
宮城県理学療法士会が主催する「臨床に役立つ身体運動学ー日常動作の分析とその臨床応用ー」の研修会を本学にてハイブリット開催いたしました。
当研究室の藤澤宏幸教授、村上賢一准教授、本学の鈴木博人が講師を担当し、支援スタッフとして我妻昂樹助手と院生の秋田遥駿が参加しました。本研修会は年間を通じた3シリーズ構成となっております。今回は身体運動(現象)から運動制御を捉えるために必要な運動学・運動力学の知識と主要な日常動作の分析結果を参加者の皆さんと確認しました。
参加者からは、「基礎の部分を避けてきたが、改めて大事だと感じた」といった声や「実際に介入する日常動作場面と結びつけやすい内容でわかりやすかった」などの感想を頂き、好評に終わりました。
2023.08.05
第10回 イムスリハビリテーション学術大会がWeb開催にて実施されました。本学術大会のシンポジウムにて当研究室から松坂大毅が発表をさせて頂きました。今回のセッションは,当グループに所属する経験年数10年未満のセラピストが,それぞれの専門的に行なっている分野の紹介や今後の展望などについてディスカッションをするといった内容でした,シンポジウムを通して,それぞれの発表者が葛藤を抱えながらも,自己の将来に希望を描きながら進んでいることが共通項として挙げられておりました.シンポジウムを通して,これまでの研究に対する向き合い方を改めて振り返るとともに,今後研究を進めていく上での励みになった機会になりました.
<シンポジウム>
松坂大毅
私が研究をしている意味
2023.07.29
宮城県理学療法士協会が主催する「ハンドリング −基礎的な操作法から症例を対象とした操作法まで−」の研修会を本学にて実施いたしました。
本研修会では、当研究室の鈴木誠教授、村上賢一准教授が講師を担当し、支援スタッフとして院生の幾島健太が参加しました。今回の研修会には若手PTを中心にご受講いただきました。「臨床での引き出しが増えた」、「フィードバックなどの声がけの重要性を実感した」などのご意見をいただき、好評に終りました。
2023.07.12
宮城県 仙台市 泉区にて、当研究室メンバーの松坂大毅が市民公開講座として「運動と栄養から健康を考えるー科学的アプローチ実践に向けてー」についての講演を行いました。
内容としては、リハビリテーションにおける栄養の重要性や、運動と栄養を併用することで得られるメリット、具体的な実践方法を講演ならびに聴講者の方々とディスカッションさせていただきました。この度、参加いただいた皆様のタイトルにある「運動・栄養」に、向けれられている意識が高く、お話させていただくこちらが大変楽しいお時間を過ごさせていただきました。今回の講演が参加いただいた皆様のお役に少しでも立てたらと願っております。
2023.07.08
宮城県理学療法士会が主催する「心理学に基づいた運動学習論アプローチによる運動・動作指導方法」の研修会を本学にてハイブリット開催いたしました。
本大学の鈴木博人 講師、当研究室の我妻昂樹 助手が講師を担当し、支援スタッフとして院生の嶋田剛義が参加しました。本研修会は今回も含め、毎回定員いっぱいご参加いただいている大好評の講習会の1つです。
動作指導で普段何気なく実施していることを運動学習理論で整理し、科学的根拠に基づく動作指導を行う一助となるよう講義内容を組み立てております。講習会の終盤には講義で得た知識をもとに参加者自身の担当患者に対する動作指導を運動学習理論で整理するワークを行いました。
2023.06.30
宮城県理学療法士会(E-nudge委員会)が主催する『認定・専門理学療法士に聞いてみよう』の企画にて、当研究室の吉田高幸 研究員が講師を務めました。また、講演の座長は我妻昴樹 助手が行いました。講演では、学生時代のことや基礎研究に興味を頂いた経緯、さらに研究と臨床を両立していく中での大切なことを自身の経験をもとにお話し頂きました。
2023.06.19
宮城県 仙台市 長町にて、当研究室メンバーの松坂大毅が市民公開講座として「ストレッチと体に優しい筋トレ」についての講演を行いました。
内容としては、科学的根拠に基づいたストレッチおよび筋力トレーニングの効果、日常生活での実践方法、運動の重要性についてお話させていただきました。聴講者の皆様から、生活する中での工夫や実践例などを講演中にディスカッションする機会もいただき大変有意義な時間を過ごすことができました。
2023.06.17
宮城県理学療法士会が主催する「臨床による運動・動作分析ー身体運動学に基づいた分析法の基礎ー」の研修会を本学にてハイブリット開催いたしました。
当研究室の藤澤宏幸教授、村上賢一准教授、我妻昂樹助手が講師を担当し、支援スタッフとして院生の幾島健太が参加しました。本研修会は年間を通じた3シリーズ構成となっており、今回は身体運動における重心推定と筋活動の推定方法について、多数の演習を交えた講習を行いました。
2023.04.10
今年度の研究室の活動が始まりました。初回は藤澤宏幸 教授よりオリエンテーションと『理学療法に必要な研究とは何か』についてご講義頂きました。