2022.4.11
今年度の研究室の活動が始まりました。初回は藤澤宏幸 教授よりオリエンテーションとブレインストーミングを行って頂きました。また、冒頭では研究室新メンバーの秋田 遥駿、幾島 健太から自己紹介がありました。今年度は昨年度以上に活気のある研究室を目指し、精力的に頑張っていきたいです。
2022.5.18
本研究室の鈴木博人 講師 が専門誌の取材を受けました。雑誌では、運動学習の基本からスポーツ練習やリハビリテーションへの応用まで運動指導のポイントが幅広く書かれています。
誌名:月刊トレーニングジャーナル 2022年6月号
(通巻512号)
特集/部分と全体
1. 効果的な運動療法を行うために
2022.6.11
宮城県理学療法士協会が主催する「観察による運動・動作分析ー身体運動学に基づいた分析法の基礎ー」の研修会を本学にて対面とWeb方式のハイブリット型方式開催致しました。当研究室の藤澤宏幸 教授、鈴木誠 教授、村上賢一 准教授、鈴木博人 講師が講師を担当致しました。今回の研修会では、新人PTから管理職のPTまで幅広くご受講いただき、動作分析を身体運動学の観点で見直すきっかけになったとご好評いただきました。
2022.7.17
宮城県理学療法士協会が主催する「心理学に基づいた運動学習理論アプローチによる運動・動作の指導方法」の研修会を本学にてハイブリット開催致しました。当研究室の鈴木博人 講師、我妻昂樹 助手が講師を担当致しました。本研修会では初の試みとして症例検討を行い、我妻昂樹 助手が運動学習理論を基づいた理学療法について症例報告をしました。
2022.7.23-24
ハイブリッド開催にて「第6回 基礎理学療法学 若手研究者ネットワーク シンポジウム」が信州大学で開催されました。本研究室からは松坂大毅、千田悠人の2名がポスター発表致しました。本会に参加し、データサイエンスの基礎的な知見と実際の演習を通してデータ解析の基本技術について学ぶことができました。
<ポスター発表>
理学療法士の歩行観察における困難感に関するアンケート調査
肩峰軌跡解析による肩甲帯機能評価の開発ー固定方法の違いによる肩峰軌道幅・胸骨部変動量の比較ー
2022.10.01
宮城県理学療法士協会が主催する「ハンドリング技術―基本的な操作法から症例を対象とした操作法まで―」の研修会を本学にて実施致しました。
本研修会では、当研究室の鈴木誠 教授、村上賢一 准教授が講師を担当致しました。今回の研修会には若手PTを中心にご受講いただきました。「臨床上での引き出しが増えた」、「今まで学んだ知識を臨床に活かせていなかったことに気が付いた」などの意見を頂き、好評に終わりました。
202210.01-02
第27回 日本基礎理学療法学会学術大会が「臨床における理学療法効果の科学的証明−基礎研究の臨床への還元−」をテーマに、グランキューブ大阪にて対面開催されました。本学術大会では、当研究室の藤澤宏幸 教授が教育講演6「姿勢制御研究と臨床応用」の司会を務めました。また、シンポジウム6「臨床で用いる運動学習理論を基礎研究から紐解く」では、鈴木博人 講師がシンポジストとして講演致しました。そのほか、ポスター発表では当研究室から計4演題の発表がありました。
<シンポジウム>
「臨床における理学療法を運動心理学における運動学習理論から紐解く」
<ポスター発表>
立ち上がり動作の指導における言語強化のタイミングに関する探索的研究−理学療法士による離殿の指導に着目して−
結合動作における全体法・部分法の運動学習効果の差異−練習中における部分法の特徴にも着目して−
肩峰軌跡解析による肩甲帯機能評価の開発ー固定方法の違いによる体幹回旋代償運動の影響ー
ハンドリングにおける能動運動と受動運動の運動学習効果の特徴−三次元空間リーチ動作を学習課題として−
2022.11.5-6
第11回日本理学療法教育学会学術大会がWebにて開催されました。本学術大会の一般演題における優秀演題セッションにて、当研究室から松坂大毅が発表をさせて頂きました。発表内容としては、理学療法士の動作分析に関する困難感について報告させていただき、多く参加者の方々より、教育的的観点からみた内容についてのご意見をいただきました。今後も研究室として、幅広い視野の中で理学療法について考えて行けたらと思います。
<一般演題>
理学療法士の動作分析技術について- 歩行観察時の困難感に関するアンケート調査 -
2022.11.21
本研究室の鈴木誠 教授が「業界ジャーナルGJ !」より取材を受けました。記事では、本研究室が身体運動学に基づいた研究成果を生かした地域貢献として行っている「こどもの健康支援」に関する取り組みが紹介をされています。
「GJ!」は仙台に拠点をおく地域活性化支援企業 「ソノベグループ」が運営・制作しています。
2023.02.06
第26回宮城県理学療法学術大会が「Nudge−よりよく働くために−」をテーマに開催されました。本年は、対面とWebでのハイブリッド開催となりました。また、本研究室の五十嵐直樹が大会準備委員長を勤め、準備委員として、釼明佳代子 助手、我妻昂樹 助手、嶋田剛義が大会運営に貢献しました。さらに、当研究室からは鈴木誠 教授、村上賢一 准教授が座長を務めました。また、研究室メンバーから計3演題の発表をし、秋田遥駿、幾島健太が初発表となりました。
本大会のテーマの「Nudge」には、そっと後押しするという意味があり、参加者の背中を押し、自発的に行動したくなるような講演や企画が多くありました。今後も本大会で得られた知見をもとに自発的に目標に向かって行動し、さらに研究室を盛り上げていきたいと思っております。
<一般演題発表>
慣性センサー式モーションキャプチャの関節角度測定の精度に関する研究 ―トレッドミル歩行課題を用いたPilot study―
中学生に対する運動器障害の調査―膝前部痛と大腿四頭筋の柔軟性に着目して―
下肢荷重制限下における動作学習の指導方法に関する研究:pilot study ―内在的フィードバックの利用に着目して―
2023.02.06
第26回宮城県理学療法学術大会にて、第25回大会の表彰式が行われました。当研究室メンバーの大学院生 我妻昴樹が大会奨励賞を、千田悠人が大会新人賞を受賞しました。
演題名:「立ち上がり動作の指導における言語強化のタイミングに関する探索的研究ー理学療法士による離殿の指導に着目して(第1報)ー」
2023.02.24-25
回復期リハビリテーション病棟協会 第41回 研究大会が岡山の川崎医療福祉大学にて開催されました。本学術大会の一般演題における口述発表にて、当研究室から松坂大毅が発表をさせて頂きました。発表内容としては、臨床データを用いた予後予測方法の検討における報告でございました。臨床場面での応用方法や研究デザインなど幅広いご意見をいただきました。研究テーマとしては基礎研究にて主に活動を行っておりますが、引き続き臨床での研究も行い、有益な情報を還元できるよう努めて参りたいと思います。
<一般演題>
急性期病棟を併設する回復期リハビリテーションにおける整形外科疾患患者の予後予測(第一報)- 大腿骨近位部骨折患者に着目して -